働かないでアパート経営をして生活をしていきたいというのが、周りでよく出る話した。宝くじが当たったらアパート経営をしてのんびりと暮らしたい。そう思っている人は数多く存在するはずだ。実際にアパート経営をしたことはないのでトラブルなどはよくわからないが、家賃収入で暮らしていく生活というのはやはり憧れてしまう。
不動産投資を始めて、もう数年が経つのであるが、最近は中古ワンルームマンションなどに投資するよりも不動産投資信託を購入している。不動産投資信託は管理をする必要がないために大変楽である。分配金が増減することはあっても、いまだにゼロになったことはない。つまり、空室リスクの低減が分散投資によって図られていることになる。
世界で勝負できる「アジアのファッション産業」を、シンガポールで育てよう――。アジア各地の若手ファッションデザイナーのための大規模なイベント「ブループリント(Blueprint)2011」が5月19〜22日にマリーナ・ベイ・サンズ(MBS)で開催される。同イベントは昨年に続き2回目。域内や日本からの参加者増加に伴い、今年の成約額は昨年の2倍以上となる5,000万Sドル(約33億円)を目指す。
ブループリントは、繊維業界団体のシンガポール繊維ファッション協会(TaFf)、ライフスタイル系イベント会社マーキュリー・マーケティング・アンド・コミュニケーションズ、展示会や会議などの企画を専門に手掛けるMPアジアが昨年、世界におけるアジアファッションの確立を狙いとして立ち上げた。3社・団体は今年に入り、合弁会社ブループリント・グループを設立。今年は同社が主催、国際企業庁(IE)が後援する。ブループリントは、IE、規格生産性革新庁(SPRING)、観光庁(STB)による国内ファッション業界の長期・継続的成長を狙いとした包括的な取り組み「アジアン・ファッション・エクスチェンジ(AFX)」の一部で、このほか一般向けファッションショー「アウディ・ファッション・フェスティバル」、業界内のネットワーク構築を目的とした国際会議「アジア・ファッション・サミット」、若い人材発掘に向けたデザイン・コンペティション「スター・クリエーション」がある。
マーキュリー・マーケティングのツィン・リー・マネジング・ディレクター(MD)は、「日本、香港などすでにファッション文化の確立した国・地域や、才能ある人材が目立つようになってきたタイやインドネシアなどでは、これまでにも大型ファッションイベントは行われていた。ただいずれも各国・地域のための催しにとどまっている」と指摘する。こうしたイベントの多くは各地の言語が用いられることから他地域からの参加は難しく、ほとんどが国内のブランドやバイヤーの間だけで行われているという。
アジアのハブ都市を目指すシンガポールに地域全体からデザイナーを集めることで、世界から注目を集められるほど規模を大きくできる。さらに英語圏であることから、欧米から参加するバイヤーへの対応もスムーズになる。同社とMPアジア、TaFfは10年、こうした地の利を生かした初の「アジア規模のファッションイベント」を開催した。
今回はシンガポールの地場40ブランドのほか、タイ、インドネシア、マレーシアといった周辺国、香港、韓国、日本など10カ国・地域(3月11日時点)から100以上のブランドが出展。昨年の56社・団体から2倍以上に増える。さらにアジアの枠を越えて、少数ながら米国、英国からも参加する。IEのリー・プエイミン小売業部門長は、「世界から高い関心が寄せられていることの表れ」とみている。バイヤー側はアジア、欧州、米国から200人以上が集まり、大規模な商談会が最初の2日間に催される。3〜4日目は一般消費者向けの販売会「エンポリウム」も行われる予定。前年のエンポリウムは1日だけだったが、予想以上に来場者が多かったこと、また今年は参加ブランドも大幅に増えることから2日間の日程となった。
同部門長によれば、昨年の商談成立額は約2,500万Sドル。「昨年は1回目で様子見の部分もあったが、今年は前回の経験を生かし、成約額も参加者数と同様に2倍にしなければいけない」との見方を述べた。イベントの目的は域内の若手デザイナーの能力を世界に示すことが第一ではあるが、「それを実際にビジネスに結び付ける場として機能させることを何より重要視している」(ツィンMD)。リー部門長はまた、同イベントをシンガポールのファッション輸出拡大の契機としたい考えも示している。両者とも「ファッションショーに終始するのが目的ではない」と強調した。
■米・中東から受注
昨年の第1回ブループリントでデビューして以来順調に成長しているのが、タイのアクセサリーブランド「ピッチ(PITCH)」だ。デザイナーのピチャヤ・スリラポン氏が世界の旅を通じて着想を得たデザインコンセプトが注目を集め、シンガポール、香港、中東、トルコ、米国の服飾店などから受注を獲得。今では「他のファッションイベントに出る時間がないほど忙しい」(スリラポン氏)という。現在までにシンガポールの3店舗、レバノンの1店舗に商品が常設されるようになった。
同氏はブループリントについて、「アジアのファッション産業が成長を遂げるには、こうした催しが不可欠だ」と語る。英語を話せないだけでなく輸出入や他国の法規制について知る機会をなかなか得られないため、海外に出たくてもやり方が分からないブランドは多い。同イベントは、こうしたブランドが国際市場に出るのを後押しする役割を果たしているという。「デザイナーはデザインを行い実際の製品を作ることができるが、ビジネスそのものにうとい場合が多い。ブループリントのような場を通じて、ビジネスの部分を補ってくれる人々と手を組んでいかなければ、域内のブランドが芽を出す機会はない」と断言する。
ピッチ以外の参加ブランドも同様の見方をしている。3月に行われたブループリントの記者会見では、参加理由について「海外のデザイナーと交流し、切磋琢磨(せっさたくま)する仲間を得るチャンスがあるから」と話すデザイナーも多くみられた。海外の同業他社からみた客観的な意見を得たいと考えるのは、やはり「国際ブランド」を目指す思いがあるからだ。
国内の消費市場に陰りが見え、海外に目を向け始めた日本のファッション産業を支えるのも中小企業。シンガポールの海外開拓戦略から学べる点は多そうだ2009年海外ホテルの事情